音ゲーの上達方法を考えるブログ

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音ゲーに筋肉って必要?上手くなるにはあの筋肉を鍛えるべし!


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こんにちは。るわらんです。

 

「筋肉があればもっと音ゲーを上手くプレイできるのにな~」と一度は思ったことがあるかと思いますが、果たして音ゲーに筋肉は必要なのでしょうか?

今回は音ゲーにおける筋肉の必要性ついて考察をしていきたいと思います。

 

結論からお伝えしてしまうと、筋肥大化するほどの速筋は必要ありません。しかし、遅筋が発達している人は音ゲーの上達が早くなります。

本記事ではその理由と共に、そもそもの筋肉の仕組みについての解説をしていきます!

 

筋肉の仕組み

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本章では、まず筋肉の仕組みについて学んでいきたいと思います。

 

速筋と遅筋

人間の筋肉のうち、スポーツや日常動作などで体を動かす時に使う筋肉を骨格筋と呼びます。また、骨格筋を構成する筋肉の繊維も2種類に分けられ、それぞれ速筋繊維・遅筋繊維と名付けられています。

このうち、短時間に大きく力を発揮する際に用いられる筋肉が速筋です。皆さんが想像するようなムキムキのマッチョは、この速筋が非常に発達しているため筋肉が肥大化している状態です。ウェイトトレーニングなどで筋肉に大きな負荷を瞬間的に与える訓練を繰り返すことで鍛えられ、発達すれば筋繊維が太くなるため、ボディービルダーのような体を目指す人が鍛えるべき筋肉です。

逆に長時間にわたり力を発揮する際に用いられるのが遅筋です。ラソンランナーや競泳選手は遅筋が発達しているので持久力に秀でています。遅筋は発達させても太くなりづらいため、ダイエットなどで「筋肉は欲しいが体重を増やしたくない!」という人はこちらを鍛えます。

 

筋肉が肥大化する仕組み

筋トレなどで筋肉に負荷がかけられると、筋繊維が損傷します。その後、超回復」というメカニズムにより筋繊維が修復されて損傷前よりも少し大きくなります。この超回復を何度も繰り返して筋肉が大きくなっていくのが筋肥大化の仕組みです。

この超回復にはおよそ24~48時間ほどかかると言われています。そして筋繊維が損傷して痛みを感じるのがいわゆる筋肉痛です。

筋肉痛⇒回復⇒筋肉痛⇒回復と繰り返すことにより筋肉は成長するのです。

 

筋肉をつけることで疲れにくい体に

「体力=筋力+スタミナ」であると言われており、筋力をつけることによって体力が増強され疲れにくい体を作ることができます。

身体的な疲労は、運動を続けることで筋肉に蓄えられたエネルギーが枯渇することで発生します。普段運動をしない人がDDRなど運動量の多い音ゲーをプレイするとすぐに疲れてしまうのがその例です。

筋肉をつけることで使うエネルギーが少なくて済むようになるため、疲労を感じるまでが長くなります。これが筋肉増強により体力が増すメカニズムです。

 

 

音ゲーと筋肉


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筋肉の仕組みを理解して頂いたところで、本題となる音ゲーにおける筋肉の必要性について考えたいと思います。

 

速筋の必要性

先述したように、短時間に大きく力を発揮する際に用いられる筋肉が速筋でした。音ゲーで速筋を使う場面はどのような場面でしょうか。

DDRで足を別のパネルに移動させるときや、ポップン・maimaiなどで別のボタンを押すために腕を移動させるときには少なからず速筋が使われるかと思います。

しかし、いずれの場合もベンチプレスで100kgを上げたり、50kgのダンベルを持ち上げるといった屈強な速筋は必要ありません。

恐らく、音ゲーで屈強な速筋が必要となる場面は少ないかと思われます。

 

遅筋の必要性

長時間にわたり力を発揮する際に用いられるのが遅筋でした。今度は音ゲーで遅筋を使う場面を想像してみてください。

体力譜面をプレイするときや、続けて長時間プレイするときに遅筋は活きてきます。遅筋が発達すればするほど長い時間音ゲーをやっていても疲れにくくなるので、遅筋が発達していない人よりも多大な練習量を確保することができます。

そのため、私は音ゲーにおいて遅筋は非常に大切であると考えています!

 

筋トレと音ゲーの両立

「筋トレをすると筋肉痛になって音ゲーのパフォーマンスが下がるのでは?」と疑問を持つ方もいらっしゃると思います。そのため、音ゲーと筋トレを両立したいのであれば、スケジュール管理が肝要です。

例として5月末の私のスケジュールを以下に記載します。


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これを見ると、次の日が夜勤である5月22日,26日,30日に筋トレをしています。「PMS」「本家」欄に○が記入されている日は音ゲー(ポップン)をやる日です。

夜勤の前日に筋トレをすることで、次に音ゲーをやるまでの約1日半筋肉を休ませることができます。超回復には24~48時間かかると言われておりますので妥当な休息時間であると思います。

私の場合はリングフィットアドベンチャーというゲームで筋トレをしています。ゲームですがなかなかきついトレーニングとなっており、リングフィットを始めてからはポップンをプレイできる時間が長くなった気がします。負荷は比較的少ないので、遅筋を鍛えるにはオススメのトレーニング法です。ニンテンドースイッチを持っている方はぜひ挑戦してみてください!

 

 

とはいえ夜勤従事者は少数でしょうから、自分の生活リズムに合った時間に筋トレを組み込んでみてください。私も今後夜勤がなくなる見込みなので、新たなスケジュールを模索中です……。

 

まとめ

本記事で、いかに遅筋が音ゲーに必要となるかがお分かり頂けたかと思います。

要点を再度お伝えしますと、遅筋を鍛えることにより、長時間音ゲーをしても疲れにくくなるため練習量を多く確保できるということでした。

筋肉は直接音ゲーの上達に繋がりはしないが、たくさん練習ができるようになるため本気で上達したいときに役に立つのです。

 

音ゲーは、勉強やその他e-sports(FPS、格ゲーなど)とは違い、「1日10時間!」といった長時間の練習が困難なゲームです。限られた練習時間をいかに高い質で利用できるか、またその練習時間をいかに伸ばせるかが上達のポイントであるかと考えています。

筋肉をつけることでたくさん練習をできるようにし、他の人よりも一歩抜きん出た音ゲーマーを目指してみてください!