音ゲーの上達方法を考えるブログ

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音ゲーでの「呪い」を解く4つの方法

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こんにちは、るわらんです。

 

音ゲーでは癖がついてその譜面を上手く叩けなくなることを「呪い」と言います。

何十回も同じ曲・同じ譜面をプレイしていると「呪い」にかかってしまうため、音ゲーマーは同じ譜面を連続でプレイすることを避けたり、ミラーやランダムというオプションを使ってノーツの配置を変えたりしています。

本記事では「呪い」の原因を考えると共に、呪われた際にはどうすれば良いかをお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

「呪い」の原因

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呪いの原因は、実際のところ未だ不明な点も多いです。

いくつか巷で言われているものや、私が考えるものについてご紹介します。

 

譜面を体が覚えている

癖がつくというのは、その譜面を何度もプレイしており、体が譜面自体を覚えてしまっている状態です。

 

音ゲーは考えてボタンを押すのではなく、反射で体を動かすゲームです。「あ、左から2つ目レーンにノーツが降ってきたから、左手の薬指に力を入れてボタンを押せばいいな」といちいち考えずに、ノーツの位置を見たら瞬時に指が動くというところにまで体を慣れさせるゲームです。

この仕組みが厄介で、何度も間違った動きをしていると、体が間違った動き方を覚えてしまいます。この癖がついてしまった状態が、いわゆる「呪い」です。

 

脳や体が楽を求めている

同じことを何度も繰り返していると、脳や体はその動作にかかる負担を軽減しようとします。何度も回り道をしていると時間がかかってしまうので、近道を見つけるようなイメージですね。

ボタンAからボタンBまでの動きが最小化されるなど良く働けば成長となるのですが、階段を同時押しとして処理してしまうなど悪く働けば呪いと化してしまいます。

 

以下は呪われやすいと話題のジャッジメントEX(ポップンミュージック)の譜面の一部です。

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X字型の階段にまず目がいくかと思いますが、まさにここが呪われやすい箇所です。

この箇所を何度もプレイしてしまうと、体が「これって同時押しの方が楽じゃね?」などと勝手に判断してしまい、リズムのズレや空押しといった事象が発生してしまいます。

 

地力が足りていない

呪いがかかる譜面に総じて言えるのは、その譜面に対処できる地力(実力)が足りていないということです。

楽にクリアできるものを連奏してもあまり呪われることはありません。

しかし、しっかり認識できておらず上手く叩けていない箇所を何度もプレイしてしまうと、体がその箇所の間違った動き方を覚えてしまい、脳や体が楽をしようとした挙げ句雑な取り方となってしまいます。

体が動き方を覚えてしまっている以上、闇雲にプレイを繰り返しても癖が治ることはありません。クリアできるどころか、むしろ癖がつく箇所を増やすだけです。

これが呪いの恐ろしさです。

 

 

「呪い」を解く4つの方法

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では一度呪われてしまうとどうしようもないのでしょうか。いいえ、呪いを解く方法は存在します。

本章では呪いを解く方法を具体的に4つほどお伝えしたいと思います。

 

しばらく放置する

呪われてしまったらしばらく放置をして、その譜面をプレイしないようにしましょう。個人差や譜面差はありますが、期間としては数週間~数ヶ月は放置すると良いです。放置中はその譜面のプレイ動画も見ないようにしましょう!

時間が経つにつれて譜面を忘れ、体も動き方を忘れてくるため、癖が抜けてきます。

 

ミラーやランダムをかける

「どうしても癖がついた曲にクリアマークをつけたい!」という方はミラーやランダムを使いましょう。

ミラーやランダムを使うことで正規譜面とは違った動き方を要求される譜面が多いため、正規譜面が呪われていても楽にクリアできることがあります。

 

「ミラーやランダムで体の動き方を矯正すれば、正規譜面でも癖が治って取りやすくなるのでは?」と考えてはいるのですが、要検証です。

 

地力を上げる

先述したように、呪いの一因は地力不足にあります。呪われた譜面のプレイは避けるようにし、上達してから再度プレイをしてみてください。

もっと高難度の譜面がクリア出来るようになれば、呪われた譜面も案外あっさりクリアできてしまうものです。

 

自分の動きを客観的に見る

癖を矯正しようとする場合は、音ゲーに限らず意識して改善するしかありません。

例えば「リビングに行く度に冷蔵庫を開けてしまう」という癖を治すとしましょう。扉に注意書きの紙を貼ったり、開けそうになったら家族に指摘してもらうなどの改善策が浮かぶでしょう。どれも「ドアを開けようとする自分がいる」と認識させて癖を克服しようとする改善策です。

音ゲーやスポーツでも同様です。自分の手元を動画で撮るなどして、どの箇所をどのように処理しているのかを客観的に把握しましょう。癖が分かったら曲の合間などで正しい押し方を実際に練習してみて、体に正しい動きを覚えさせてください。

 

まとめ

以上、本記事では「呪い」の原因と対策についてご紹介しました。

呪いの原因は地力不足の譜面を繰り返すことで体が間違った動きを覚えてしまうことでした。

呪われた時の対策としては「放置」「ミラーやランダムをかける」「地力を上げる」「客観的に見て癖を把握する」という4つをお伝えしました。

ただ、どの対策を取っても癖は1日,2日では治らないことはあらかじめご了承ください!

短期間でついた癖ならまだしも、長期間かけて身に染みた癖を一朝一夕に治すことは困難です。

 

一番良い呪いの対策方法はそもそも呪いにかからないことです。

もう少しでクリアできそうだからといって繰り返しプレイすることは避けてください!結果的にクリアが遠のいてしまうこともありますよ……。