音ゲーの上達方法を考えるブログ

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音ゲーのプレイ中に集中力を高める4つのコツ

こんにちは、るわらんです。

 

「フルコンを意識し始めた途端にミスが出てしまう!」

「トリル譜面がどうしてもクリアできない!取り方のイメトレはばっちりなのに…」

音ゲーマーのみなさん、このような経験をお持ちではないでしょうか?

 

「こうしなければならない」と意識を強めて音ゲーをプレイすると、気持ちとは裏腹に思い通りのプレイはできなくなります。

 

本記事では苦手譜面が叩けないメカニズムや、フルコンボがかかっている時でも譜面に集中ができるコツについてお伝えしたいと思います!

 

キーワードは「無意識」です。

 

 

 

意識的に無意識になる

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音ゲーに限らず、人はあることへの意識を強めると、そのことに対して体がうまく適用できなくなります。

例えばトリルが苦手な方は、トリルに意識を集中させて練習することがあるかと思いますが、意識しすぎると逆にぎこちない動きになってしまうという経験はないでしょうか。

 

本章では意識を強めることの弊害、また無意識の重要性について考えたいと思います。

 

理論的に考えるとミスは多発する

「フルコンを意識するとミスが多発する」「トリルを意識するとトリルが叩けなくなる」というのは、いわば自我が本能を妨げている状態なのです。

「この動きはこのようにしなければならない」と理論的に考える自分が、本能のままに体を動かす自分の動きを制限しているようなイメージです。

 

例えば、冷蔵庫を開けてペットボトルのお茶を取り出しコップに注ぐという一連の動作をしてみてください。恐らく問題なく実行できるはずです。

ですが実際は、冷蔵庫の扉を開ける力加減、ペットボトルを握る際の力加減、ペットボトルを傾ける微妙な手首の傾き加減など、非常に繊細な動きをしています。

この時に「手首の傾きは60°でなくてはならない」などと意識をすると、逆にぎこちない動きになってしまいます。これがまさに自我によって体の動きが制限されている例です。

 

スポーツにおいて「ゾーンに入る」という言葉があります。これは極限にまで集中力が高まっており一つのことに集中しきっている状態です。

 

音ゲーでもゾーンに入ることは可能です。

 

ゾーンに入っているとき、人はトリルの時の指の動きや同時押しの時の指の運び方など考えていません。一心不乱に本能のままノーツを拾っているのです。

理論に意識を奪われている限りゾーンに入ることはできませんので、ご留意頂ければと思います。

 

無意識の自分を信じる

先ほど例としてお伝えしたお茶をコップに注ぐという動作ですが、我々は無意識に実行することができます。

何度もやって慣れているからだと思われるでしょうが、この動作を初めて実行する時に手首の傾きやペットボトルを握る強さなどを意識したでしょうか。

恐らく傾けすぎてお茶をこぼしたり、握りすぎてお茶をペットボトルからあふれ出させたりなど、失敗を経て適度な傾き加減や力加減を体に覚えさせたはずです。

 

それと同様に、トリルの苦手な人は意識をしないとトリルが叩けないと思いがちですが、全く逆なのです。

「こうしなければいけない」という基準を持ってトリルに意識を強めるのではなく、本能のままの体の動きを信じて、失敗を通して適切な感覚を体に覚えさせてください。

意識をせずともトリルを取れる人はおりますので、あなたに取れないはずはありません!

 

無意識でも自分はできると信じてください。それこそがゾーンに入るための一つの条件です。

 

一点に集中する

無意識に体を動かすことが最善であるとはいえ、雑念は必ず入り混じるものです。

その時は一点に意識を集中させるようにしてください。

具体的な方法については後述しますが、一点に集中することでフルコンボやトリルなどの邪念を頭から消し去ることができます。

 

ただし、「こうしなければならない」「これはしてはならない」などに意識を傾けるのはNGです。少なくともプレイ中は良し悪しの判断は排するようにしてください。

 

 

無意識になるコツ

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前章でフルコンボや苦手譜面に対する意識を消し去り、本能のままに動く自分の体を信じることがベストであるとお伝えしました。

では、具体的にどうすれば無意識の状態となりゾーンに入ることができるのか、そのコツについて4つほどご紹介したいと思います。

 

コツ1:指先・手先に意識を集中する

まずは指先や手先に意識を集中する方法です。DDRであれば足に換言できます。太鼓の達人であればバチを握る手や叩いた時に感じる振動などでしょうか。

五感でいうところの触覚ですね。

自分がどの指のどの部位でどのボタンを叩いているかに意識を傾けてください

その際に「動きが大きいからダメ」などの判断は排するようにしてください。

良し悪しの判断をすることで「こうしなければならない」という意識が生まれてしまい、無意識の状態から遠ざかってしまいます。

 

コツ2:一点を集中して見つめる

次にご紹介するのは一点を集中して見つめる方法です。

こちらは五感でいうと視覚に当たります。

画面上で自分がいつも見ている部分を集中して見つめ続けてください。

視線が上下することもあるでしょうが、それは決して悪いことではありません。

「視点が下がっている」という事実認識のみに留め、気にせず一点を見つめることに集中し続けてください。

 

コツ3:曲・打鍵音をしっかり聞く

曲や打鍵音をしっかり聞き、聴覚に意識を集中させることもコツの一つです。

頭の中でリズムを取りながら、それに合わせて手・足でボタンを叩くような感覚ですね。

リズムが崩れてしまうこともありますが、こちらも良し悪しの判断は排してください。

「一定のリズムを刻み続けなければならない」という意識を生んでしまうとゾーンに入ることはできなくなります。

 

コツ4:呼吸を感じる

最後は自分の呼吸を感じる方法です。

深呼吸をしたり呼吸のリズムを作り出したりするのではなく、自然とやってくる呼吸を感じ取るようなイメージです。

これが意外とオススメの方法でして、慣れが必要にはなりますが、自然と力が抜けて雑念が取っ払われることで容易に無意識の状態になることができます。

 

マインドフルネスというリラックス法にも用いられる手法ですので、興味があればぜひ調べてみてください。

 

まとめ

今回は、意識的に無意識になることで極限にまで集中力を高めてゾーンに入るための具体的な4つの方法をご紹介しました。

触覚・視覚・聴覚のどれかに集中する方法と、呼吸を感じる方法の4つです。

これらのコツについては実際に試してみて、自分が一番無意識になれるものを実行してみてください。

 

それでも雑念が入り混じることもあるでしょうが、その際は自分が意識を傾けていたものに再度集中し直してください。

鍛錬を積めば集中力を長時間持続することができ、実力を存分に発揮することが可能になるでしょう!